≪2011年3月21日掲載≫
避難所でのペットたち
思わず涙がでるサイトでした。
現実とは思えない災害に見舞われ、たくさんの命が失われた悲しみの中
はいってくる被災地の情報はひどいものばかり。
だけど、人とペットの絆が確かにそこで息づいている。
避難所で飼い主と共にいる犬や猫が見ることができて
とても嬉しく思えました。
東日本大震災は未だなお深く深く傷をつけ
時間がたつにつれ、さらにえぐれていくようです。
化膿した傷口が膿をだすかのように
被害が明らかになってゆきます。
自分には何ができるのか考える毎日です。
少しでも節約して、ほんのちょっとでも義援金を被災地に送りたい。
どんな形でもいいから、届いて欲しいです。
住み慣れた土地を離れ、避難する人がいます。
被害が明らかになり、絶望する中でも
それぞれが復興にむけて歩きだしているように思えます。
だけど、そんな中で
置き去りにされた小さな命たちが力尽きようとしているのです。
犬や猫には震災のことなどわかりません。
放射線とか、被曝とか、そんなこともわかりません。
飼い主が突然自分を置いて消えた理由を知るわけがありません。
どんなに不安なことでしょうか・・・
そして、どんなにひもじくて、寂しいことか。
それでもきっと待っているのです。
待っているけれど、一体どれだけの子たちが
再び飼い主さんに会えるのでしょうか。
このまま、なんの対策もとられずに、放置されるのでしょうか。
現実を、状況を憂うだけで僕には何もできません。
被災地で動物レスキューをしている団体に何万も送金していることに
親は呆れているけれど、それしかできないのです。
ただただジタバタするよりは、できることはやりたい。
そんな時、助かった動物たちのニュースは涙がでるほど嬉しいものです。
諦めてはいけないのですよね。
大切なものを失ってはいないのだと思えた。
日本はきっと大丈夫。
※注:この記事は私の他ブログにて2011年3月21日に掲載した記事です。
過去に自分が書いた記事を見て思うことは
まだ解決していない問題が山積みで、何も終わっていないのだと
改めて震災が日本に与えた影響を感じました。
終わっていくのは、取り残されたペットたちの命です。
私は愛犬を亡くしてみて
震災でペットと引き裂かれた人の気持ちが痛いほどわかりました。
迎えに行った時は遅かった、すでに固く冷たくなっていた。
そんな現実が目の前にあるなんて地獄です。
生きているのか死んでいるのかわからないままに
日々を過ごすことも同じく辛いことでしょう。
それでも前を向いて生きて行かなければいけない。
震災で孤独な死を遂げたペットたちはきっと今は虹の橋のたもとで
愛する人と待っているんだと思います。
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